イチゴの壺 - パート2 - ベランダからイチゴ栽培








イチゴの育て方、鉢植えイチゴ

イチゴの育て方、鉢植えイチゴ




イチゴの育て方−栽培の流れ


イチゴ苗の入手

通常は秋から冬にかけて、イチゴの苗がホームセンターで売られています。ここで、購入するのが一番簡単です。
また、通信販売でも送料はかかりますが、欲しいイチゴの品種を手に入れることができます。

苺はとても強く、輸送にはかなり強いので安心して通販で買うことができます。
苺を鉢植えにする鉢

ストロベリーポッド、プランター、プラスチック製の大きめの丸型コンテナ、素焼きの鉢、プラスチックの皿付きの植木鉢、発泡スチロール箱、木箱、なんでもありです。

ただし、水が溜まるような容器は苦手です。

穴がない場合は、必ずあけておくようにします。

育苗ポッド(売られている状態)のまま、化粧鉢(小さいバケツの置物など)に入れて育てるのはかわいそうなので、大きめの入れ物に植え替えてあげましょう。
苗の植え方

苗はよく肥えた土か、イチゴ用の培養土(肥料入り)などを鉢に入れてそこに植え付けます。

いちごの株の付け根の新芽が出るところ(クラウン)はうめないように注意してください。ここを埋めると、イチゴの株が傷んだり、枯れ始めたりしてしまいます。
いちごを大きく成長させる

基本的に気温が上がらないと成長はほとんどしません。秋植えの場合は、来年の春になると急激に成長します。苺は寒さに強く、0度近くでも枯れることはありません。葉が赤くなることはありますが、根元はしっかりしていて、また新葉がはえてきます。

このときに栄養分がたっぷりと必要になりますので、元肥が切れてくる頃なので追肥をします。入れ物や状況に応じて、液肥、置き肥などで追肥をして、いちごを大きく育てていきます。

ここでの成長の大きさにより、苺の実の大きさが決まるという、とても大事なポイントです。ただし、害虫が寄ってくるような有機肥料には気をつけたほうがいいので、確認したほうがいいと思います。例えば、油カスなどはナメクジをおびき寄せてしまいます。

いちごの蕾ができる

無事に気温があがり、日照時間の変化とともに蕾がついた枝が伸びてきます。蕾だけが

4,5個ついた、葉のない枝です。
これがいくつか出たら、その分、実ができることになります。しかし、株が小さい時には、1つ1つの苺が大きくなれずにとても小さくなってしまいます。

あまりに花がさきすぎた場合は、摘花して数を減らしたほうがいいです。前半は大きいいちごができますが、特に後半にかけては小さくなるので花数を減らしていいく方がいいと思います。

いちごの開花

気温が低くても蕾ができた苺は、必ずといっていいほど、開花します。桜のように白い綺麗な花です。見応えがあります。緑の葉の中に白い花というのがとてもいいです。

これだけでも観賞価値があり、楽しめるものです。
受粉

開花した時期が春で、虫が飛んでいれば自然に受粉します。また、風によっても受粉が行われるようです。

ベランダで高い位置にあり、虫が来ないような場合には筆でなでて受粉をたすけるといいようです。しかし、屋外であればほとんどそのような手間は必要ありません。
実が大きくなる

正常に受粉し、気温が高ければ実はどんどんと肥大していきます。
この時にどれだけ大きい実ができるかは、花のガクの大きさで予想出来ます。

だいたい、いちごになった時に、このヘタについている実の大きさを想像するといいかと思います。徐々に苺の種が見えてきて次第に肥大していき、その種の間隔が広がっていき、色が白くなっていきます。

ここで肥大せずに枯れてしまうのは、よくあるのが、まだ、寒いのに花が咲いた場合があります。寒いと実が肥大できません。
実が徐々に赤くなる

このような感じで、先端から苺は赤くなっていきます。全体が白くなったらもう赤くなるサインです。すぐに真っ赤になりますので、とり遅れのないようにしたいものです。

鉢植えのいいところは、毎日見れるので取り遅れがすくないことです。
もう少しで収穫

もうこの状態で収穫してもいいです。離れた場所で作っていたらこれで収穫したほうが無難です。甘さはほとんど変わりませんので、収穫してもいいと思います。

しかし、ギリギリまで完熟させるのが楽しみの1つですので、まだ待ちます。

いちごの収穫時期

このように全体が赤くなると、収穫してそのまま丸かじりする時期です。
日光がよく当たっていれば、とても甘くて売っている苺よりも甘いはずです。

このような完熟になってから売られることはすくないようです。この苺をとってから見ていると、2,3日でしわしわになってしまいます。

また、熟す度合いによって、白い種が赤くなってきます。種まで赤いのは相当熟している証拠です。痛むのとどちらが速いかという競争になりますので、すぐに収穫してください。
イチゴの増やし方  
苺を収穫し終わる頃になると、このようにランナーが伸びてきます。これから苺の子株を作って、来年用に増やしていきます。このランナー(つる)を放置しておくと、4個くらい葉を付けていきどんどんと伸びていきます。

1本のランナーから4株以上は苗が作れます。また、このランナーは4,5本以上伸びてきますので、十分すぎるほどイチゴが増えていくことになります。

イチゴの育て方で特徴的なのはここの部分だと思います。苺は一年草だと思っている事が多いですが、じつはずーっと、成長し続けます。
イチゴの病気や害虫  
ナメクジ

一番の害虫はナメクジです。とくに夜になると活発になり、大事な苺を食べていきます。イチゴの実で特に赤いものを食べるので、ものすごく厄介です。
ナメクジが這ったあとは透明なテカテカした汁が付いていますのですぐにわかります。ナメクジ撃退用のグッズが売られていますので、対策する必要があります。

そうしないと、ほぼ全滅すると思います。また、レギュラーコーヒーのカスは絶大な威力があります。しかし、湿った庭などでは、効果が薄いようで、かないません。また、ビールを入れた器を置いておくと、ナメクジがそこで溺れて退治できるようです。
ナメクジの撃退薬は、とてもナチュラルな成分のものが売られていますので、だいぶ安心できるかと思います。それでいて、かなりの効き目があってびっくりです。ナメクジは塩でも消えるくらい、意外と弱い生き物ですので、そんなに強いものは必要無いようです。
いちごの病気

いろいろな病気がありますが、このようにしわしわな葉が出てきたり、葉が黒くなってきたら、少し注意が必要です。

ただ葉が傷んだだけですと、すぐに回復しますが、どんどんと広がっていくなら思い切って抜くことだと思います。
虫食い、うどんこ病

これは何かの害虫が食べた後です。

その場に居ないと、どの虫かわかりません。また、白いのはうどんこ病だと思われます。

屋外ですと、気候の変化によって自然回復すると思います。
湿り気が原因ですので、あまり加湿にならないようにします。
かたつむり

こういうのが意外と固まって潜んでいたりします。

植木鉢がベランダにあれば、あまり増えたりはしないと思います。
いちごに害を及ばさない虫  
てんとうむし

これは害虫ではありません。ナナホシテントウといって、アブラムシを撃退するほうのいい虫です。
いちごの実が大きくならない  
気温が低い時に開花した苺はこういう感じで、実が大きくならずに枯れていきます。受粉が問題と言うよりは気温なので、ただ、気温があがるのを待つしかありません。



鉢植えでイチゴを育てるときのポイント

とにかく、イチゴの根は強烈です。

たくさん増えます。一年が経つと、鉢がいっぱいになるほど根が張っています。定期的に植え替えるのですが、収穫が終わったら、新しく作った苗を植えるといいです。

また、鉢に植えてあるイチゴをばらして、根をほぐして植え直すのも可能です。とにかく、根が増えすぎていっぱいになると、栄養分のある土もなくなり、保水力もなく、弱々しくなってしまいます。



いちごの育て方−いちごの肥料

いちごはとても強い植物です。

根が強いということは、それだけ栄養吸収力も強いので、ほとんど肥料がなくても周りからどんどんと吸収しますが、 植木鉢という限られた空間で根が張ると、外部から栄養を与えなくては栄養不足なってしまいます。

それは場所がないために液肥か、置き肥をして毎日の水やりと一緒に栄養分を与えていくような形がいいと思います。

たくさん与えればいいというわけではありませんが、薄めの肥料を毎日の様に与えるほうが効果的です。



いちごの食べ方

鮮度がいいものが一番です。生で食べるといいです。
いちごのそのままの味、香り、酸味が一番だとおもいます。

有名な食べ方としては、イチゴのジャム、いちごのコンフィチュール、ケーキの材料などのデザートが多いです。




いちごを種から育てる

これはあまりオススメ出来ませんが、可能なことは可能です。これはイチゴの実の表面のぶつぶつが種ですので、これを十分に赤く熟するまで放置してから種をとって乾燥させて保存します。

イチゴの種は小さく、発芽が難しく、発芽後もとても小さい草なので、枯れずに苗となるのはかなりの確率です。たくさん作っておいて、1つが苗になればいいほうだと思います。



いちごの品種と収穫時期

四季成りイチゴというものがあります。普通、お店で売られている実は四季成りイチゴではありません。
味は一季なりイチゴの方がいいと言われています。

有名な品種を育てると、その味になりますが、甘さや大きさはどうしても、家庭で作るのと、専門家が作るのでは大きく異なってしまいます。

今ではおいしい四季成りイチゴがありますので、その苗を買うと、あまり時期にこだわらずに、長い期間収穫を楽しむことができます。

四季成りといっても、冬と夏は無理です。春も普通のいちごと同じ気温にならないと実が大きくなりません。ただ、花は咲き続けます。普通のいちごは6月までには実がなくなりますが、四季成り苺は夏まで収穫出来ます。

この分だけ収穫期間が長いと言えます。また、秋も少し収穫できたりします。



味にこだわるよりは収穫量の多さを狙う

味はスーパーで売られている苺にはかないません。
ベランダで育てる場合にはそう考えたほうがいいかもしれません。また、大きさを比べるとどうしても見劣りします。

そういう場合、とにかくよくなる、数をたくさん収穫できる苺にしたほうが楽しさも倍増すると思います。

植木としても楽しむために、花の開花時期の長い、四季成り苺がいいと思います。通常の植物でも、一年中花が咲くものはすくないと思います。いつでも、花が楽しませてくれると思います。










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